(2007年12月5日~12月19日)
平成19年度
石西礁湖オニヒトデ分布調査 結果概要
平成19年度石西礁湖オニヒトデ分布調査の結果、全調査地点(19海域150地点)で観察されたオニヒトデは合計831個体であり、全年度の調査と比較して2.19倍に増加していた(下図)。
150地点中、オニヒトデ発生状況ランクが大発生(15分換算オニヒトデ観察数が10個体以上)とみなされる地点は1地点(前年度0地点)、準大発生(5個体以上10個体未満)とみなされる地点は15地点(前年度1地点)、要注意(2個体以上5個体未満)とみなされる地点は35地点(前年度17地点)となり全体的に増加していた(下表)。
大発生ランクとみなされる地点は鳩間島南海域にあり、準大発生ランクとみなされる地点は、カタグァー~アーサピー周辺海域、竹富島南Ⅰ海域、竹富南Ⅱ海域、黒島北大原航路海域、ウラビシ~旧新里航路海域、ユイサーグチ周辺海域、アーサピーイノー周辺海域、カタグァーイノー周辺海域、鳩間島南海域にあった。
今回観察されたオニヒトデの多くが20cm以下と小型であり、特に前年(2006年)に生まれたと推定される15cm未満の個体が多く確認された。また、オニヒトデの餌となるサンゴの被度が比較的高い海域で個体数が増加している傾向がみられた。
オニヒトデ観察数の変化(各地点15分間遊泳による一人あたりのオニヒトデ観察数)
環境省 国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター作成
1人当たりのオニヒトデ観察数
| オニヒトデ観察数 | 評価 | 調査地点数 |
| 2匹未満の地点数 | 通常分布 | 99地点(132地点) |
| 2~4匹の地点数 | やや多い | 35地点(17地点) |
| 5~9匹の地点数 | 準大発生 | 15地点(1地点) |
| 10匹以上の地点数 | 大発生 | 1地点(0地点) |
| 合計 | 150地点(150地点) |
( )内は昨年のデータ
*駆除結果
今年度の簡易モニタリング実地中に762個体のオニヒトデを駆除した。これは、昨年度調査時(361個体)の約2.1倍に当たる。体長が10cm以上15cm未満のオニヒトデがもっとも多く駆除されており、小型個体が多かった。
駆除オニヒトデの体長と個体数

*調査の詳細は、当ウェブサイト内の「報告書」→「オニヒトデ関連」に『平成19年度 石西礁湖オニヒトデ分布調査報告書』が掲載されておりますので、併せてご参照下さい。
